ノーベル化学賞の硤合憲三さんを祝福 府中町役場に懸垂幕設置 名誉町民制度創設も検討
▼2026.10.13(火) 18:42
ノーベル化学賞の受賞が決まった府中町出身の東京理科大学名誉教授、硤合憲三さんを祝おうと、13日、府中町役場に懸垂幕が設置されました。
懸垂幕は幅およそ1メートル、長さおよそ7メートルで、当面の間掲げられる予定です。
役場を訪れた町民からは、「府中町にこんなすごい人がいたとは驚いた」「世界に府中町の名前が知られてうれしい」といった喜びの声が聞かれました。
寺尾光司町長は、「広島県の府中町から初めてノーベル化学賞の受賞者が出たことを本当にうれしく思う。この町の誇りです」と受賞をたたえました。
硤合さんは、不斉自己触媒反応の研究で世界的な評価を受け、今年のノーベル化学賞受賞が決まりました。その研究は生命の起源の解明につながる可能性があるほか、新薬の開発などへの応用も期待されています。
受賞決定後の会見で硤合さんは、「広島は非常に住みやすいところなので、皆さん元気で頑張ってほしい」と故郷への思いを語りました。
府中町では今後、硤合さんを顕彰するため、名誉町民制度の創設についても検討していくということです。