広島高速5号線 来年度上期開通へ 小学生が工事現場を見学
▼2026.10.13(火) 11:49
13日、建設が進む広島高速5号線の工事現場で、地元の小学生を対象にした見学会が開かれました。
見学会には広島市立温品小学校の3年生およそ70人が参加しました。児童たちは、広島高速5号線と広島高速2号線を結ぶ連結路で行われている橋げたの架設工事を見学しました。
この日設置された橋げたは長さおよそ14メートル、重さおよそ35トン。大型クレーンによる作業を間近で見ながら、道路づくりを支える土木技術について学びました。
児童からは、
「大きくなったらこういう仕事もやってみたいと思いました」
「5号線ができたらこの近くを走ってみたいなと思います」
などの声が聞かれました。
広島高速5号線は、広島駅北口と広島市東区温品の温品ジャンクションを結ぶ延長およそ4キロの自動車専用道路です。完成すると広島高速1号線を通じて山陽自動車道広島東インターチェンジ方面へのアクセスが向上するほか、渋滞緩和や広島市北東部の利便性向上が期待されています。
現在、来年度上期の開通に向けて工事が進められていて、8月には新たに設けられる「広島駅北」料金所から都市高速の「広島東」までの利用料金を590円とする料金案も示されました。
広島高速道路公社によりますと、広島高速1号線の間所ランプから広島駅新幹線口までの所要時間は、一般道を利用した場合と比べて5分から7分程度短縮される見込みです。また、建設が進む広島高速2号線との連結路が完成すると、広島駅新幹線口と大州ランプの間で移動時間が最大8分短縮されるとしています。
一方、5号線の二葉山トンネル工事をめぐっては、シールドマシンの故障などによる工期延長に伴い、施工を担当した共同企業体が広島高速道路公社に対し請負代金の増額を求める訴訟を起こしています。請求額は142億円余りに拡大していて、公社側は争う姿勢を示しています。
広島高速道路公社の黒川裕文課長は、「利便性やアクセスの向上によって5分以上の時間短縮が図られることを期待している。いち早い完成を目指したい」と話しています。