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猛暑で増えるモバイルバッテリー火災 高温環境で発火の危険も 県内でも注意呼びかけ
▼2026.07.15(水) 18:26
広島県内で猛暑日が続く中、熱中症だけでなくモバイルバッテリーなどに使われるリチウムイオン電池の発火事故にも注意が呼びかけられています。

暑い日が続く中、モバイルバッテリーなどに使われるリチウムイオン電池による火災や事故への注意が必要です。

リチウムイオン電池は、モバイルバッテリーのほか、携帯用扇風機やワイヤレスイヤホンなど、身近な製品に幅広く使われています。

東京都内では今年、リチウムイオン電池が原因となる火災が、過去最多だった去年を上回るペースで発生していて、中でもモバイルバッテリーによる事故が多いとされています。

今月10日には北海道の新千歳空港で、出発準備中の航空機内に持ち込まれたモバイルバッテリーから煙が出るトラブルも発生しました。

広島県内でも、おととし収集車のごみが燃える火災が発生し、車内からリチウムイオン電池が見つかったケースがありました。

利用者からは、「スマートフォンと一緒にモバイルバッテリーを持ち歩いている」「携帯用扇風機やヘアアイロンの電源として毎日使う」といった声も聞かれ、生活に欠かせない存在となっています。

一方で、夏場は特に注意が必要です。リチウムイオン電池に関する事故は8月に最も多く発生していて、年間で最も少ない2月と比べるとおよそ3倍に増えるとされています。

製品評価技術基盤機構(NITE)によりますと、リチウムイオン電池は高温環境下で発熱や破裂、発火のおそれがあります。車内や直射日光が当たる場所に放置しないことが大切だということです。

■危ないサインはー

リチウムイオン電池はモバイルバッテリーだけでなく、携帯用扇風機や電動アシスト自転車、充電式掃除機、ワイヤレスイヤホン、ワイヤレススピーカーなど、身近な製品にも幅広く使用されています。

専門機関は、次のような異常が見られた場合は直ちに使用を中止するよう呼びかけています。

■充電中に異常に熱くなる
■バッテリーが膨らんだり変形したりしている
■落下や衝撃によって変形・破損している

製品を購入する際は、安全基準を満たしていることを示す「PSEマーク」の有無を確認することも重要です。正規の製品にはPSEマークとともに事業者名などが表示されています。

事故のおよそ6割は充電中に発生していることから、外出中や就寝中の充電は避け、周囲に燃えやすいものがない場所で充電することが推奨されています。

■正しく捨てるー

さらに、不要になったリチウムイオン電池を適切に処分することも事故防止につながります。広島市では月2回の「有害ごみ」の日に出すことができるほか、各区役所の回収ボックスも利用できます。

破損や膨張したものについては、広島市西区商工センターの西部リサイクルプラザへの持ち込みが必要です。
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