広島県の景気判断据え置き 中東情勢で先行き慎重感【中国財務局】
▼2026.04.25(土) 12:44
中国財務局は、広島県の最新の経済情勢を発表しました。
県の景気判断については、「一部に弱さがみられるものの、緩やかに回復しつつある」として、前回の判断を据え置いています。
個人消費や生産活動、雇用情勢については、引き続き緩やかな改善が続いているとしています。一方で、企業の景況感については、中国財務局の管内全体で、先行きを慎重にみる見方が広がっています。
その背景として、原材料価格やエネルギーコストの動向に加え、中東情勢など、国際情勢を巡る不透明感が影響しているとしています。
実際に財務局のヒアリングでは、製造業者から「エチレンの供給状況が不透明で、生産計画が立てにくい」
「旅行代理店から中東向けのツアーを中止したほか、ドバイ・カタールを経由するヨーロッパ向けのツアーについても5月中旬ごろまで中止している」といった声も聞かれているということです。
中国財務局の中村広樹局長は、「中東情勢は依然として流動的であり、今後の県内経済への影響についても丁寧に注視していきたい」と話しています。