初公判 強盗殺人未遂などの罪 野村証券の元社員「殺害しようとしていない」 広島
▼2026.02.06(金) 12:36
顧客に用意させた金を奪ったうえ、住宅に火をつけて殺害しようとした罪に問われている野村証券の元社員の男の初公判が開かれ、男は「殺害しようとしていない」と起訴内容を一部否認しました。
起訴状によりますと野村証券の元社員の被告(30)はおととし7月、顧客の80代夫婦が住む広島市内の住宅から複数回にわたりあわせて現金約2600万円を奪ったうえ、2階の寝室に火をつけて妻(当時84)を殺害しようとした罪に問われています。
初公判で被告は「こん睡状態に陥れていない。殺害しようとしていない」などと述べ殺意などを否認しました。
検察側は被告は投資で多額の損失を出したことから、顧客の現金を奪ったうえ放火して殺害しようとした指摘しました。
弁護側は現金を盗んだことや放火については争わないとした一方で、押入れ以外は燃やすつもりはなく死亡させる危険性はなかった。殺意があればもっと強い薬を飲ませていたなどと主張しました。
また、この裁判では被告人の人権を配慮し、手錠と腰縄を付けた姿が傍聴人から見えないようついたてを設ける措置がとられました。