国もカキ養殖業者支援 政策パッケージを発表
▼2025.12.11(木) 19:03
広島県など瀬戸内海で養殖のカキが大量死している問題で、国はカキの養殖業者などを支援する政策パッケージを発表しました。
■鈴木 憲和 農水大臣
「広島を中心に瀬戸内海は特にカキ産業が盛んで、関連産業も含めて経済的にも大きいものがありますので、
これを県と一緒に地元自治体と一緒に支えていきたい」
国は被害にあった養殖業者への支援として600万円または年間経営費の半分を限度額として融資します。
市町村から被害証明を受けた場合は最初の5年間は実質無利子になるということです。
被害にあったカキの数量に応じて被害額の補填も行います。
県内のカキ養殖業者で働く約750人(県漁連推計)の技能実習生の受け入れ継続が困難な場合に、一定期間他の業種につけるようにする支援策も盛り込みました。
また、県も12月定例会にカキ養殖業者の再養殖を支援する費用20億円を追加で提案するなどカキ養殖業者の支援に取り組んでいます。