広島市青少年野外活動センター一部閉鎖 クマ情報相次ぎ…先月末から散策コース
▼2025.11.06(木) 19:23
クマの出没情報が相次いでいることをうけ、広島市の野外活動センターでは散策コースの閉鎖を決めました。
木庭行人記者「こちらの施設では、クマ対策としてこのように音が出る道具が設置されていますが、現在利用することができないということです」
安佐北区安佐町の青少年野外活動センターには、小中学生がオリエンテーリングで樹木の標識を見つけて回る散策コースが3つありますが、先月下旬から閉鎖しています。
周辺では先月中旬からクマの出没情報が相次ぎ、利用者の安全確保のため閉鎖を決めたということで、利用予約をしていた小中学校にはプログラムの変更などをお願いしているということです。
広島市青少年野外活動センター 楢崎正生所長「非常に悩みましたが、もしものことがあってはいけないということで閉鎖しました。(代案として)考えられることをこちらで準備をして子どもたちが自然の中で楽しむことができればと思っています」
センターは周辺でクマの目撃情報がなくなるまでは閉鎖を続ける予定としています。