マツダ フルモデルチェンジの3代目「CX-5」公開 ヨーロッパ先行販売日本は来年に
▼2025.07.10(木) 19:12
ヨーロッパ先行販売のマツダの基幹車種CX-5の次期モデルが公開されました。日本では来年中に販売予定です。
公開されたのはヨーロッパなどで販売されるCX-5の次期モデルです。
CX-5はマツダの屋台骨を支える基幹車種で、国内はもちろん、アメリカやヨーロッパなど世界100か国で販売さており、これまで世界で約481万台あまりを販売しています。
2024年度は世界販売に占める割合が26パーセントでマツダ車で世界で一番売れた車となっています。
今回発表された次期モデルは、ボディサイズは全長が4m69cm、全幅が1m86cm、全高が1m69.5㎝と一回り大きくなっています。
また車体のフロント部分やリア部分などのデザインが変更されています。
車内で使うディスプレイはタッチ式となり、操作性を高めたということです。
エンジンは2500ccのガソリンエンジン1種類で、小型のモーターでサポートするマイルドハイブリッドシステムが用意されています。
現行のモデルに搭載されているディーゼルエンジンは3代目となる次期モデルからはなくなります。
2027年中には性能を向上させたガソリンエンジン「スカイアクティブZ」の搭載を予定しています。
「スカイアクティブZ」は、マツダによるとアメリカやヨーロッパの厳しい排気ガス規制も適合するとしており、燃費も向上も見込まれるということです。
この「スカイアクティブZ」に、マツダ独自のストロングハイブリッドシステムを組み合わせる予定です。
今年3月に発表したライトアセット戦略では、「スカイアクティブZ」について、
「スカイアクティブZは電動化技術と組み合わせ、より高い環境性能と走行性能を両立させる電動化時代のエンジンラインナップの中心になる」
とコメントしています。