イスラエル軍の実態を暴いた映画「NAZA」の監督にインタビュー
▼2026.10.13(火) 23:39
イスラエル軍の実態を暴いた映画「NAZA」の監督がANNのインタビューに応じ、ネタニヤフ首相が映画の調査を要求したことを「危険だ」と批判しました。
映画「NAZA」 ユバル・アブラハム監督
「ネタニヤフ首相が取材源として秘密を守られている人々を調査し、訴追するよう求めるのは非常に危険だと思います」
2人の監督は12日、ネタニヤフ首相が軍に調査を求めたことについて「危険な動きで、世界中のジャーナリストが声を上げるべきだ」と訴えました。
映画「NAZA」 ユバル・アブラハム監督
「映画はわずか1時間20分ですが語られていることは正当化できません。そしてこれは過去の話ではなく今も続いているのです」
「NAZA」はイスラエル軍によるガザ地区への攻撃の実態を兵士らへの内部取材を通じて描いた映画で、ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞しています。
受賞後、2人はイスラエルの政治家などから反発や脅迫を受けていて、「戻ることには不安を感じる」と話します。
映画「NAZA」 ラヘル・ショール監督
「イスラエルには家族や友人がいるので戻りたいと思っています。そこで仕事を続けたいし、暮らしたいのです」
映画「NAZA」 ユバル・アブラハム監督
「仮に一時的な亡命のような状態を強いられたとしても、仕事を続けることはできると確信しています。電話を使った取材や動画分析もできます。しかしイスラエルに戻って仕事をしたいです。『現場』に代わるものはありません」
イスラエルメディアについては、政府の検閲が問題視されているが「最大の検閲は自己検閲だ」と指摘し、「ガザでの殺害を報じていない」と批判しています。