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国際ニュース
【ロシア深部へ攻撃拡大】ウクライナが無人機攻勢“AI駆使で支援”変わる戦場の光景
▼2026.05.24(日) 22:31
ロシアによるウクライナ侵攻で、戦況を左右する主役が急速に変化している。ウクライナ無人システム部隊の司令官によると、ウクライナ軍は5月20日夜、ロシア占領下にあるウクライナ東部スニジネのロシア軍ドローン操縦士訓練施設を攻撃し、少なくとも訓練生65人と教官1人が死亡した。また、ゼレンスキー大統領は2回目の攻撃で、ロシアが占領するウクライナ南部ヘルソン州にあるロシア治安機関の司令部と防空システムを直撃、約100人のロシア兵が死傷したと明らかにした。攻撃対象は占領地にとどまらない。ウクライナは長距離ドローンや国産ミサイルの能力向上を背景に、ロシア国内深部の石油インフラや軍事施設への攻撃を継続している。5月だけでも、石油関連施設を中心に延べ45回の攻撃が確認された。中でも注目されたのは、前線から約1500キロ離れたロシア中部ペルミ市の製油所への攻撃とされる。

無人機戦術の成果は数字にも表れている。4月13日、ゼレンスキー氏は「無人機のみを投入した作戦で、初めてロシア軍から陣地を奪還した」と発表。また、今年3月のロシア軍戦場死傷者3万5551人のうち96%がドローン攻撃によるものとされる。さらに、ウクライナのフェドロフ国防相は、「2025年だけで、ウクライナのドローンが24万人以上のロシア兵を殺害、または重傷を負わせた」と主張した。その中核を担うのがAI技術。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは5月19日、ウクライナがAI搭載ドローン「ホーネット」や中距離攻撃ドローン「FP2」の配備を拡大し、ロシア軍のドローン部隊、兵站網、指揮所、防空システム、倉庫などを攻撃していると報じた。最新AI搭載ドローン「ホーネット」は、米IT大手グーグルの元最高経営責任者(CEO)エリック・シュミット氏の支援を受けて開発され、価格は約6000ドル(約95万円)という。

★ゲスト:小野圭司(防衛研究所主任研究官)、小谷哲男(明海大学教授)
★アンカー:杉田弘毅(ジャーナリスト/元共同通信論説委員長)
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